HTTPからSPDY、そしていよいよHTTP2.0へ ― 進化するウェブサービス最適な最新のウェブのプロトコル導入を見据え、様々な取り組みが始まっています

アプリケーション、デバイス、サイバーセキュリティの進化は目まぐるしく進んでいますが、インターネットの大部分の通信を担う通信プロトコル「HTTP」は実は初代からあまり大きな進化を遂げていない ― これは意外と知られていない現実です。

インターネット標準化団体であるIETFの資料によると、初代のHTTP 1.0が標準化されたのが1996年、そしてその次世代版であるHTTP1.1が標準化されたのが1997年です。これは、Googleという会社が生まれる前の話です。また、日本で一世を風靡したimodeサービスが始まる前のタイミングでもあります。いかに長い間この仕様が大きく変わっていないかを実感頂けると思います。また、その後、御存知の通りインターネットは爆発的に普及し、トラフィック量も増加の一途を辿っています。

2015年にHTTP2.0の仕様はIETFによって標準化される予定です。すぐに多くの企業の現場で導入が進むとは考えにくいものの、膨大なアクセス数が継続的に続くアプリケーションやサービスのインフラではその恩恵をより多く受けるため、前向きに検討するモチベーションにはなると予想されています。

数年前、HTTP 2.0の前身であるSPDYの導入が始まった際に、いち早く移行ソリューションをご提案したのがF5ネットワークスでした。F5のセキュアかつ安定したADCサービスと、BIG-IPによるゲートウェイ機能は、自社サービスのインフラをSPDYに対応させるにあたり、最大の導入障壁となる「サーバ側のSPDY対応作業」を集約させることでスムーズな移行を実現できたのです。

実はこのSPDYゲートウェイとも言うべき考え方は、激変するビジネス環境に柔軟に対応するインフラを構築するのにADCが様々な場面で貢献する好例なのです。古くはADCでSSLコネクションの終端とパフォーマンス向上、前述のSPDY、そして今回のHTTP2.0、技術は違えど、根幹となるアプローチは一貫しています。新システムへの移行が急務となったときに、IT設備の大掛かりな変更はコストも時間も人員も大きなものになりがちです。BIG-IPによるHTTP 2.0ゲートウェイという付加価値によって、少ない投資で素早くインフラをHTTP 2.0に対応させ、リクエスト数の最大値などの管理、リクエスト優先順位付け等ができるようになります。

このADCならではの付加価値をF5はユーザ様と共に高め続けていきます。そして、F5のソリューションをお使いのユーザ様は将来生まれる新しい技術への対応を気づかないうちに準備できているのかもしれません。

F5のBIG-IPはHTTP 2.0の最新版のドラフトに対応する形でearly access(早期検証プログラム)を実施しており、標準化された時点でGeneral Availability(一般向け提供開始)を予定しております。

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